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普通の人と一緒に出かけるとどこが違うか? その2

さらに発見は続きます。これはアスペルガー配偶者と長年一緒に居た結果、カサンドラ症候群に陥り、心が壊れたり、普通を見失っている、もしくは最初から知らない人間が書いている記事です。

さて「会話」についての比較です。


普通の人と一緒にでかけると、とにかく話が通じます。
会話が楽しい。
 
こちらの投げたボールをあちらが受け取り、返す。これはメール交換の段階でも感じていましたが
言葉にはテンポとスピードがあります。
 
目の前に人間がいてさまざまなサインを言葉と同時に発しています。
楽しそう、とかえ?という戸惑いとか、これ以上つっこませないよ、そこは、とかね。
これは冗談めかしているけど、マジな話なんだ、とかね。
もうちょっと高度になると、言っていることと出しているサインが違う、なんてのも普通にあります。
ちょっとふてくされて見せているけど、実際は空気を盛り上げるための芝居である、とかね。
 
意識してみるとこんなに高度なやり取りをしているわけです。
それがアスペ夫との間にはなかったんだなーと納得。
もうね、泣けます。やりとりのあまりのスムーズさに。
 
まあ、もともと色々合っていた相手である、というのもあるでしょう。(合わないところもありましたが)
でもね、会話のストレスがまったくないんです。普通の人相手だと。
 
それと話しやすい。うちのアスペはあちこちに地雷があってすぐ機嫌を損ねるんですが、その彼は話しやすい雰囲気があって、20年近く会ってなかったのにぽんぽん言いたいことを言える。ちゃんと理解する。返す。優しい。
 
アスペ夫とともにいる、というのはものすごく心理的負荷がかかる、という事が分かりました。
 
 
ひるがえってアスペ相手だとこちらの言っていること、意図、を理解させるのにもそれぞれコツが必要です。
仕事場だとなんとか意識を集中してやり取りしているようですが、プライベートはグダグダです。
 
うちのアスペ夫は言葉の理解が悪いです。多分耳から入る情報が少ないのかもしれません。もしくは心がパンパンなのか。でも昔からこうだからね、、、。感覚統合とメンタル、両方の問題かもしれません。
また高次脳機能障害もあるのかな、、。コンタクトスポーツをずっとやっていたんで。
 
何事も一言いっただけでは通じない。聞こえていないかのようです。それなので最初に名前を読んで、それから用件をいいます。それでも単純な指示以外はとんちんかん発生。
 
受身の不器用さとは対照的にアスペ夫は自分が話したいことはいつまでもずーっと話し続けています。こちらのうんざりした表情なんて理解できませんし、話をそらそうと思っても、全然動じません。
なにしろ、こちらの話はほとんど聞いていませんから。
 
相手とかみ合わせよう、という努力は一切せず、脈略なく話します。話したいことだけを。表情が読めないからでしょう。
その場を去る事でししか彼の話を止めることはできません。
 
そんなアスペ夫ですが、結婚前はこちらの話を聞いているふりをしていました。あいづちをうつ、建前的回答しかしない、というレベルでしたが結婚後とは全然違いマシでした。
 
一事が万事そんなだから、理解をさせるために、それはそれはいちいち噛み砕いて説明しなくてはならない。ツーといってもカーとこない。ツーといっても無言、、、ン?みたいな。
気楽に軽やかに話せないのです。この感じはアレに似ています。
 
留学経験者なら分かると思いますが、まだ外国語が身についていないのに、その言葉だけで生活しなければならない時、ちょっとした質問ひとつとっても、頭で考えて単語を組み合わせて、、、ってやるのですごく疲れます。
相手の返事ひとつとっても、言っていることの半分も分からないときもあり、印象的な単語を頭に残しておいて、速攻辞書で調べて、何を言っていたか予想する的な時期をほとんどの人が通ると思います。
これに近いです。
 
それは会話能力が低いのが関係あるでしょうね。
会話を楽しむ、というのをうちのアスペは知らないと思います。あくまでも意思伝達の手段の一つ、なんでしょう。
さきほどの道中を楽しむ、というのをしないで目的にまっしぐらなアスペのたとえ話を書きましたが、会話も同様です。
色々楽しむには能力が必要、という事です。
 
 
 
昔の彼と、再会、擬似デートで、私、長年の欝がきれいさっぱり飛びました。
帰りはもう、温泉に入った後のようなリラックスぶりで全身の筋肉がほぐれ、自然に微笑みをたたえていました。
運転しながら、ああ、楽しかったと心から言える。
 
もちろん久しぶりの友にあってうれしかった、というのもありますが、なんというんでしょう。ストレスフリー、、、そういう言葉が浮かんできました。
 
 
 
 
 
 
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わー、似てる!


母がそれっぽくて、なのに似た人と結婚してしまって。。という経緯がわたしとそっくり!  

もちろん違っているところも多々ありますが。。わたしの場合は子どもは一人で、たぶん普通。会話のキャッチボールがちゃんとできます。しかし、わたし自身はあまり回復できてないかな? カウンセリングとか考えたほうがいいのかな?と検索して、こちらのページに行き当たりました。

ブックマークして読ませていただくようにします。ご無理なく、続けてくだされば幸いです。






  • Cassie
  • 2013/02/11(Mon)13:08:54
  • 編集

Re:わー、似てる!

はじめましてCassieさま。お子様がおひとりで普通、、、。二人目のお子さんを産むのは新しいパートナーとの間、にしたほうが良いかもしれません。正直うらやましいです。もしも、我が家の長男が普通だったら二人目はどうだったか、、、。たとえ軽度でも、社会でなんとかやってゆける程度でも障害のある子どもを育てるというのはとてもとても大変なことです。パートナーが障害の子どもと同レベルの精神年齢、またはそれ以下、という環境ですからね、、、。カウンセリングを受けようか迷われている、という事ですが、絶対に!お勧めします。一時間の相場は7000円と一見高いですが、通う回数を一月に一回などと決める事でなんとななると思います。同時に書籍などで勉強を進めれば、その効果は金額以上です。受けてよかった、とほとんどの方が思うでしょう。ジャイアンの母親を持つという事は虐待を受けたも同然です。そういう人は自分の実力をのびのびと発揮したこともなくいつも遠慮して我慢して無力で嘆くだけで人生が終わりがちだとどこかで読みました。そうならないためにもお互い少しずつ頑張りましょうね。バイタリティは少しずつ戻ってきます。
  • 2013/02/15 08:31

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プロフィール

HN:
カサンドラ
性別:
女性
職業:
吟遊詩人
趣味:
天然食材ハンティング ボディボード 飲酒
自己紹介:
アスペ母に精神虐待されたと思っている元AC。父が優しいのが幸い。
カウンセリングと勉強ででACはおむね回復しました。

夫アスペ(未診断)、長男アスペ(診断済)、次男ギフテッドっぽい(診断済)
というぐるりアスペに囲まれた暮らしをしています。
実家にいたころは、過敏性大腸、パニック障害、過呼吸、過食、全部やってます。

どうしてアスペ男に惹かれたのか?心理学的にみて、実家の母親がアスペ(疑惑)だから、だと思います。うまくいかない親にそっくりな人と結婚して、今度こそはうまくやろう思って、奮闘し、燃え尽きる、というのはよくあるパターンだそう。もちろん付き合っている時は全然いい人でした。夫と母は外面と内面がガラリと違う変面タイプで結婚まで本性わからず。それと前彼を忘れたくて(ブログに出てくる人とは違います)とりあえず付き合っちゃったら粘着された、っつーのもあります。
そんな中、母の計算が合ったんでしょうね。
こいつと結婚させれば近所にいるだろう、という計算が。
結婚しろ、と基地外化して泣くわ、わめくわ大暴れ、、、。
ACだった私は結婚してしまいました。そしておなじみの、顔色を伺う生活、、。
ますます調子にのるアスペ。
そんな生活に疲れ、色々調べてモラハラやアスペを知り、、、。
その頃にはもう二児の母で簡単には身動きがとれなくなっていました。
なんなの!?これ、神の采配?

趣味は貝とりやひじき、ワカメとり。きのこ狩りも好き。昨今は放射能で残念。
首都圏在住。ちなみにオカルト関連、陰謀話も大好物。大麻を日本に!

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