我が名はカサンドラ

幼い頃から、朝８時半になると外遊びにいかされ、昼まで施錠・締め出し。寒くても暑くても、締め出し。入れてくれません。母は私にかわいらしくこぎれいな格好をさせているから、それでこの虐待行為が相殺されていると思っていた様子です。なぜ締め出すのか？それは「自分は休まず一日中働いている完璧な主婦である」とうそぶいていたので、赤ん坊だった弟と添い寝して休んでいるところを見られたくなかった。ただそれだけの理由です。

外では私をとてもかわいがっているふりをし「私のかわいい娘が」なんていってましたが小学生の中ごろから、家の中では「うぬぼれるな」「とりえのないくず」「かわいくない」「暗い」「産まなきゃよかった」「拾ってきた子」「ばか」などなどまあ、香ばしい発言連発。学校の成績、評判ともに良かったんですけどね。

毎日が罵倒地獄でした。そして傷つけられて、悲しい顔をしていると「お前は暗い」、不当な扱いに後で文句をいうと「執念深い」、その場で怒って言い返すと「出て行け！」という反応。そのくせこちらが何か突っ込みを入れると、いつまでも覚えていて必ず復讐してきます。ここでもアスペの非対称性、といいますか「自分はよくても他の人はだめ」というのがほとばしっています。こうして書くと異常ですね。

母が私をほめたのは外で見栄えのよい賞をとった時くらいですかね、、、。
絵とか書道とか。どこかのデパートなどで張り出されてドヤぁ？みたいな。

また何が起こっても常に怒る、というリアクションが圧倒的に多く、病気になると「お前の自己管理が悪いから」怪我すると「おっちょこちょいだから」とプリプリ怒る、いう按配です。小学生の自己管理、、、。パジャマの上をズボンの中にしまっておかなかった、とか早く寝なかったとか、、、。

大人になってから、数々の悪行を母本人に教えてあげようと思ったのですが、こちらが話し始めると、即ファビョり、恐慌状態におちいり、わめきちらし、自分は一切そんなことはしていない、と泣きながら主張。これでも６５歳をとうに超えています。イノセントですね。

その他にも自分は洋服をバンバン買う分、他で節約。
もったいないので娘の洗髪は週に二日しかさせないので、学校で「頭が臭い」とあやうくいじめられるところになったり、
ドライヤーをかけるとドスドスやってきて「色気づきやがって」と罵倒する（電気代がもったいない、といいたいらしい）
などアスペの特徴「自分以外にはドケチ」ぶりを発揮。

アスペらしく「バランスが悪く」おしゃれ、化粧はしっかりするが、その割に髪が臭っていたり、ちょっと意味不明なところがありましたね。割と美人だと思います。

で、父ですが、母のあまりの暴虐ぶりに恐ろしくて何にもいえない優男。
「母をちょっと注意すると、ゴジラ級に噛み付かれて怖くてなにもいえなくなってしまう」としばしば関係者に語っていたのを覚えています。たしかに母の復讐心はすさまじく、絶対にお返しをする。これジャイアンにありがちです。

こんな弱い父ですが、私は大好きです。幼少の頃父のひざに座って一緒に食べるあたりめは最高でした。
母に罵倒されまくり部屋で泣いていると「大丈夫？あんな事いうけど、そんなに気にしないでね。」と言いに来てくれた
のも父でした。母に、もっと文句をいうように命令されてくるわけなんですが、、、。
父が海外に単身赴任するとき、私もついてゆきたい！と主張したのですが母の反対により却下。
あのとき無理やり行っていたら、優しい外国人の後妻さんがいつくしんで育ててくれるんじゃないか？なんて夢を見ていました。兼高かおる世界の旅世代です。

あまりにも父と仲良くしていると、ここでも母は嫉妬。
自分がかわいがらない子にも愛されたい、という不思議さ。
そう母は「全員が自分の方を向いていないと気がすまない」のです。これもジャイアンの特徴かと思います。

母は父と私の分断工作を試み、父と私を二人きりにさせない、話すチャンスをあまり与えない、という方法をつかって
私たちの結託を阻止しているつもりです。これは今でも続いています。
クーデターが怖いのでしょうか？ｗｗｗ

私には父の悪口を聞かせ、また私の情報を父には知らせなかったりします。
それはすなわち、自分にとって都合の悪い情報。娘が離婚したがっている、こんなにひどい目にあっている、などです。それを父に伝えると父が心配して「何かあったら子供たちをつれて一時しのぎでも帰ってきていいよ」というのが母の本意ではないからです。体裁を整える事こそ至上命題。の母ですから、ちょっとイレギュラーな事をするとすぐに発狂します。昔から。

現在では父が一人になるのを見計らって携帯で連絡して、母の不在の日に会うようにしています。

これが私の母です。
ただ母は私がこんな風に思っていることを知りません。そういうところ、ピュアなのね。普通自分のしている事を考えると想像がつくと思うけど。本当に記憶が飛んでいるのかもしれません。今はたまに食事にいっておごってもらう付き合いです。子供へのお金プレゼントとか。きっと母も虐待された過去があるのでしょうから、今はとことん責めようという気持ちはないですね。実際こちらが一言いったら基地外化するのが目に見えているし、、、。

家が近いので母は今の私の結婚を気に入っており、私の魂が死のうが、肉体が死ぬまで結婚継続をすすめると思います。そして離婚には反対します。

そんな母なので一時期本当に殺害したくてたまらず、殺害計画をノートに書いてストレスを発散していました。
殺害計画と殺すときのストーリー、および罵詈雑言、ですね。厳密には。ノートはすぐに終わってしまいます。
マジで行けそう、なんて計画があると、ちょっとどきどきしたりして。

私がなんとか生きてこられたのは外の人たちがとても優しかったから。祖父母をはじめ、小さな頃から沢山の外部の人たちにお世話になっています。友達とか友達のおかあさん、おばあちゃん、おじいちゃん、近所のおじさんおばさん、親戚のおじさんおばさん。習い事の先生、、、、。みんな優しくて、、、。これは弟も同感だったようで、ある程度の年齢になると兄弟そろって家に居たら負け、みたいになってましたね。だから家の外が憩いの場でした。友達の家とか。
おばあちゃんの家とか。ゆっくりした時間が流れて。それと近所の空き地もよかったです。