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あー。私あんな感じだったんだ、、、。と思う

子どもの学校の役員をやる年が回ってきました。先日初めての顔合わせがあったのですが、なつかしい人、知らない人、沢山の人たちで構成される委員会。幼稚園の頃から何度も役員をやっていますが、昔は苦痛で仕方なかったんです。
今は楽しいほうが多いかな、、、。ちょっとめんどくせ、って部分はありますが、いろんな人と関わるって楽しいです。
引き受ける役職、構成メンバーによっても違うと思いますが、自分の心の持ちよう、それと観察眼、境界線の引き方で楽しさはずいぶんと違うんだろうな、と思いました。


で、以前からプライベートな事を知っている人がいたり、引継ぎついでに、個人的にディープに話し込んだりする相手がちらほらいるわけですが、類友の法則で「旦那がアスペ疑惑」の人々と縁があります。
 
自分の事はさておき、その「旦那がアスペの妻たち」が集団の中でどういう動きをするかを観察していると、アスペ夫を持つと思われる妻の方はほんと、気を使いすぎ、我慢をしすぎ、譲りすぎだな、と感じました。自分ももちろん、カウンセリングを受ける前はそういう人で、ストレスをぱんぱんに溜めて、話を聞いてくれる相手がいれば少しずつ吐き出していました。お互いに境遇が似ている相手などはもう話し出したら止まらない。初めてプライベートでランチするのに暴走特急に乗っているかのようでした。
 
手っ取り早く、深く話せる知り合いが出来るのはうれしいんですけど、とにかくストレスがパねぇ、、、あんな生活続けていたら病気になるわー、と思います。実際結婚してから病気のオンパレードですしね、、、。今は放射能も飛んでるし、病気になるスピードは以前に比べてより一層早まるのではないでしょうか。
 
アスペの妻の例を軽くあげると、たとえば役員の中の役職決めや仕事の分担決めがあります。そういう時、楽だと聞いている仕事とか自分の得意な分野の仕事とかを各自狙ってゆくわけですが、アスペ夫を持つ妻は折れるのが早い!
 
定員以上の希望者がいる場合、私を含めてほとんどの人は「じゃんけんかあみだ」で決めればいいんじゃないのぉ?などと思ってなりゆきに任せ喋ったりしてますが、アスペの妻は違う。「あ、あ、じゃ、私、ほかの仕事でいいです。一人多いだけだから」と誰も求めていないのにいきなり譲歩。まだ希望募ってから何分も経ってないよ、、、。

おなじみの「私さえ我慢すれば」思考です。で私を含む周囲の人たちは「え?いいならいいけど、、。なんか悪いわね。ありがとう」的な感じになります。ああ、旧友(トモ)よ、、、。お前もか。と感じました。いつも我慢してるんでしょうねー。実家でもそうだったし、現在の夫にも我慢。自分が我慢することで平和が保たれる、、、という環境に小さな頃からどっぷりつかっているのでしょう。もちろん私もそうでした。小学生の頃からそういう感じだった記憶があるもの、、、。カウンセリングで自己肯定感を回復するまでは。
 
また別の委員の話に移ります。その人も旦那がアスペでモラハラ。というのをつい最近まで知らずに我慢を重ねていた人。いくつか書籍を見繕って一読するようにお勧めしましたが、読んだかどうかは分かりません。暴言系のご主人です。
 
で、その暴言サレ妻ですが委員会では、もう不安で不安でたまらない、って顔をいつもしています。引継ぎの責任とか多少、ありますが、委員長でもないんだからそんなに負担を感じる必要もないのに、伝え忘れがないか、間違えたらどうしよう、なんてそんな事を「強迫的に」感じているのかと思います。もちろん経験あります。私は委員長でしたけど。
 
肩の力がいつも抜けていなくて、色々細かく「完全に」自分の分担を全うせねば!と思っているようです。、、、大体でいいから。わからなけりゃ聞けばいいし、、、。と思うのですが、強迫的にこまかーくやってますね。
 
彼女の実家のお母様は天然タイプらしいです。子供に面倒を見られながらわがままに生きる、子供の面倒を一切引き受けてくれないし、話も聞かない。
彼女の現在のご主人がすぐ怒鳴る、喚く、家に閉じ込めておこうとする、、、らしいので、お父さんかお母さんがソレタイプなのでしょう。両親共にあまり関わりたくない、と言ってましたから、、、。
 
このようにちょっと観察していると、ああ自分も一年ほどまえまではあのような感じだったんだなぁ、、、と思います。委員を受けたのは、自分を客観視する良い機会でした。私は変わった。というのをしみじみ感じる事ができますから。
 
それは優越感とはちと違って、ほっとする感覚です。普通のそこそこな親に育てられた子供は子供のころからこうしてのんびり、ほっと、する時間があって、完璧でなくても、自分の我を適度に通してもそれを責め立てられることなく、適当に楽しみながら流れに乗って生きてゆく、、、。んだろうなと思います。
 
かたや自己正当化型ジャイアンADHD(衝動性優位の強欲ワガママ。アスペの要素、執着支配も同時に兼ね備えており最凶)、またはアスペなどのはた迷惑な親御さんをお持ちの人々はほとんどの事を周囲に譲り、自分は面倒をしょいこみ我慢を重ねるのが常になる。さらに完璧に物事をこなせない自分は無価値である、と教え込まれるので、完璧でない状態を極端に恐れる。
 
「3割できてりゃよし!」なんてそんなゆるやかな生活許されたことがありません。いつも完璧でないとダメ。9割合ってても、ちょっと間違うとそこ突っ込まれる、、、。
 
不幸ですね。それで伸びやかに生きてきた世間の平均の人たちとはどんどんズレてきて、他人に譲りまくっているのに、感謝もされない。おまけに「あの人はちょっと、、、不安そうでうざい」と敬遠すらされることもある。
そういう人の所には、他人を利用したいアスペやジャイアン人間がどんどん寄ってくる、、、。利用するために。
気づくと周囲はアスペとジャイアンに囲まれて、自分ひとりがみんなの面倒を見て倒れる寸前である、、、的なケースはよくあると思います。で、それが世間のスタンダードだと思っちゃうんだ。生きるって辛いことばかりで、死にたい、、、。そりゃ、死にたくもなるわ、、、。子供のころから奴隷みたいなもんだもん。
 
私の回復の大きなきっかけとなったカウンセリングを受け始めたのが2年程前。最初はお金もないのに頻繁に予約をいれていました。で、一気に落ち着いてきたのが半年程前でしょうか?そのあいだにアスペと対立して病気になってパートを辞めたり、いろいろありました。そろそろ手術後の身体が落ち着いてきたので、友達の勤め先で少しずつ仕事を始める事になりました。

もともと夫の稼ぎでは毎月赤字、、、。それと自分が夫の元を脱出するためにも最低限度、仕事を続けられないとあかん。こうやって着実に抜け出してゆくつもりです。

アスペ配偶者に悩まされている皆さん、一緒にがんばりましょうね。本日も読んでくださってありがとうございました。

 
 
 
 
 
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勇気が出ました

更新を楽しみにしていました♪

以前のコメントにアドバイス下さったとおり、ひょんなことからカウンセリングを受けられて…じぶんはやはり自己肯定感が低いんだ、と痛感しました。その節はありがとうございました。

今回のエントリで、まるで実母を見ているかのようでした。
「お母さんさえ我慢すれば、うまくいく」って、何百回聞かされたことか。
そして私には「辛抱が足りない」と。それこそ100点をとらなくて叱られたり責められたりはしませんが「せっかく100円あげると言われているのに、あなたは95円しかいりません、というの?」という言い回しを使われました。

肩の力を抜くのも難しいですね…
母にいつも「奥歯をくいしばって、我慢しなさい」と言われたので、小学生の頃から肩こりです。

あ、尊大型アスペルガーの父は、肩こりとは無縁で、なにやらせても下手くそ、不器用、なのに指摘すると逆ギレ。例えが悪いですが、屁をこいて自分だけは気持ちいいという感じの人物です。

長々と失礼しました。
でも、抜け出せる道筋が見えて、勇気づけられました。ありがとうございました♪
また楽しみにしています。
  • cc
  • 2013/02/16(Sat)13:43:19
  • 編集

そうそう

夫がアスペで、3人の子どもは広汎性機能障害で、3人に程度の差こそあれ、一見普通ですが友だちと集まっても一人っきりで遊び、感情のやり取りができません。かる~いアスペといったとこですが、人に話しても夫以上に人にはわかってもらえません。でも、夫の強烈さよりは全然軽い。

こちらには、アスペ検索してたらカサンドラ症候群に行きあたり、そしてこちらのブログに辿り着きました。そうそう、アスペの夫と一緒にいることは自分を奪われることなんだよね。
そして普通に生活していくのも辛くなるけど、我慢したところで何もかわらない。でも、”自分が人にしてあげる体質”が身にしみてて、つい自分がやらなくてもいいことまでその場の空気読んで引き受けちゃう。。。自分はとっても大変なのに。大変なら全部引き受けなくてもいいのにね。

いろいろ大変なんだけど、自分を大切にしていこうね。今自分のまわりの全てを切り捨てることも、一人で左うちわの生活できることもできないし、子どもも育てていかなきゃいけないんだけど、でも、今の現状で出来る限り自分を大事にしようね。人よりご自分を大事にね。

これからも読ませていただきますね!

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プロフィール

HN:
カサンドラ
性別:
女性
職業:
吟遊詩人
趣味:
天然食材ハンティング ボディボード 飲酒
自己紹介:
アスペ母に精神虐待されたと思っている元AC。父が優しいのが幸い。
カウンセリングと勉強ででACはおむね回復しました。

夫アスペ(未診断)、長男アスペ(診断済)、次男ギフテッドっぽい(診断済)
というぐるりアスペに囲まれた暮らしをしています。
実家にいたころは、過敏性大腸、パニック障害、過呼吸、過食、全部やってます。

どうしてアスペ男に惹かれたのか?心理学的にみて、実家の母親がアスペ(疑惑)だから、だと思います。うまくいかない親にそっくりな人と結婚して、今度こそはうまくやろう思って、奮闘し、燃え尽きる、というのはよくあるパターンだそう。もちろん付き合っている時は全然いい人でした。夫と母は外面と内面がガラリと違う変面タイプで結婚まで本性わからず。それと前彼を忘れたくて(ブログに出てくる人とは違います)とりあえず付き合っちゃったら粘着された、っつーのもあります。
そんな中、母の計算が合ったんでしょうね。
こいつと結婚させれば近所にいるだろう、という計算が。
結婚しろ、と基地外化して泣くわ、わめくわ大暴れ、、、。
ACだった私は結婚してしまいました。そしておなじみの、顔色を伺う生活、、。
ますます調子にのるアスペ。
そんな生活に疲れ、色々調べてモラハラやアスペを知り、、、。
その頃にはもう二児の母で簡単には身動きがとれなくなっていました。
なんなの!?これ、神の采配?

趣味は貝とりやひじき、ワカメとり。きのこ狩りも好き。昨今は放射能で残念。
首都圏在住。ちなみにオカルト関連、陰謀話も大好物。大麻を日本に!

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